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2013年01月17日

マミーの唐辛子入手方法

マミーのレッドペッパー
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キムチが日本の食卓で一般的に食べられるようになったのはごく最近のこと。
戦後経済の成長とともに牛肉食が、一般的になりました。
同時に焼肉屋さんも徐々に増え始め、お店で赤いキムチが提供されはじめたようです。

でも、まだまだキムチは日本人にとって奇抜でエキゾチックな味。
今のように一般的に食されてはいなかったそうです。

1980年代の激辛ブーム(湖池屋の「カラムーチョ」が火付け役と言われています)に乗り、キムチ鍋や豚キムチが居酒屋で提供され、家庭にもキムチ食は一気に広がっていきました。
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2000年代に入り、韓流ドラマのブームで日本の家庭でもキムチを漬ける人が増え、韓国輸入食材店に唐辛子が並ぶように。

さて、凄腕マミーの唐辛子は韓国産を使用しています。

韓国産と日本産、どう違うの?
と思われる方もいらっしゃるでしょう。

もともと唐辛子(Red Pepper)は中南米原産。コロンブスが発見し、ヨーロッパに伝えたとされています。そして韓国に唐辛子が入ってきたのは16世紀頃、朝鮮出兵により豊臣軍が持ち込んだという説が現在の通説。白菜自体も中国の品種改良によって中世にできたものですから(英語圏ではChinese Cabbageと呼びます)。日本で一般的に食べられる白菜キムチは歴史的にはまだまだ“浅漬けの部類”ですね。

さて、本題ですが、とうがらしは「辛さ」「風味」「甘み」、そして漬けたときの「赤み」のバランスが重要だとマミーはいいます。マミーの唐辛子は、乾燥パプリカに近い甘い風味と、やわらかい辛味、そしてその独特な風味です。
「日本産の赤唐辛子は色々食べたっちゃけど、漬けたらイマイチやんね~」との談。

もちろん、農作物ですから出来たものをしっかり見極める目が必要ですね。
韓国マニアのマミーが韓国中のキムチを食い荒らし 試食して探し回り、「これが一番最高」といわれる純韓国産の唐辛子を見つけ出しました。見つけたときは1週間ぐらい、届いた箱の中にある真っ赤に輝く唐辛子を見つめながら、朝から晩まで
「これいい唐辛子やぁ。」「よか唐辛子が手に入ったっちゃん。」
何度も同じ言葉を繰り返すこわれたおもちゃのように、徳川埋蔵金を発見した糸井重里さんのように感動を噛み締めていました。

これは韓国の宮廷料理や漢方薬として使われるものと同じグレード。ちなみに日本のスーパーで売られている赤唐辛子の数倍の価値が、、、。経費度外視、マミー。
この栽培農家に時期になると毎年通訳を使って電話。無理やり脅して取り立て 何とかお願いして分けてもらっています。icon83
天候に恵まれず、不作のときも「お前が食う分へらしたらよかろうが!」と小作人を厳しく取り立てる悪代官のように脅し 何とかお願いして少しでもと分けてもらっています。

何がマミーをそこまで突き立てるのが、、、、いまだに韓国赤唐辛子の味と共に謎とされていますが、単純に「食いしん坊」だからだと思います。
マミーが4歳ぐらいの時の写真があるのですが、眉間にしわを寄せ、顔ぐらいあるでっかいおにぎりをはっしと握っています。

これ以上、マミーの唐辛子入手方法の事を書くと国際論争に発展しかねません、今日はこんなところで。マミーのキムチ作りへの愛情は時にハバネロより辛く、スパイシーです。これも自分と家族、そしてお客様に最高のものを届けたいから。

あまり納期を急がせると、国際問題になりかねませんので、ご注文は気長にお待ち下さい。その分、美味しくしてお届けしますので。

by Son of Mammy  


Posted by 凄腕マミー at 16:02Comments(0)唐辛子について